油膜検知器 LO-200
油膜検知器 LO-200
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特徴
●排水面を半導体レーザービームで走査する事で、油膜の浮遊を高精度に検知する検知器です。
●設置時の光軸調整が簡単で、水位変動が大きい場所への設置も可能。
●油以外のスポット浮遊物や波立ちの影響を受けにくいので、浮遊油膜の検出に大きな威力を発揮。
●レーザーの反射レベルを0〜20mAでアナログ出力するので、油の違い等の反射レベルの変化が確認しやすい。
原理・構造
油の反射率が水に比べて大きい性質を利用したもので排水溝上部等に固定された検知器の半導体レーザービームで排水面を走査することによって、その反射光強度の変化をキャッチし油膜の浮遊を検知するシステムです。
設置例
外形寸法図
仕様
商品コード | R37 15700 001 | |
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呼称 | 油膜検知器 | |
メーカー | 堀場アドバンスドテクノ | |
型式 | LO-200 | |
検知対象 | 水面上及び床面の浮遊油膜 | |
検知原理 | レーザー光走査反射光受光方式 | |
光源 | 半導体レーザー 波長λ650nm/出力1mW以下(クラス2) | |
変調光周波数 | 約50Hz | |
走査方式 | 振動ミラー走査方式 | |
検知範囲 | モード1:検知対象屈折率範囲/1.00(反射光なし)〜1.58 | |
モード2:検知対象屈折率範囲/1.33(水)〜1.58 | ||
油膜検知 | 判定周期 T:1SEC(固定) 判定時間 N:1〜99SEC(1SEC単位で設定) 設定した値を連続してN秒継続した時“油有り”と判定 |
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エラー | 機器異常:レーザー発光・走査停止、モーター回転停止等 レベル異常:受光レベル異常(油以外の異常浮遊物発生等) |
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出力 | 接点出力:ALM(油膜検知) ドライ接点 1a or 1b(接点要領/AC250V 4AまたはDC30V 4A)ERR(エラー) ドライ接点 1a or 1b(接点要領/AC250V 4AまたはDC30V 4A) (電流出力):受光レベルを0〜20mAで出力 |
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表示 | 受光レベル:表示 LED17素子バー表示 検知レベル:設定 可変抵抗器 表示 LED17素子ステップ表示 連続時間 :設定 10進2桁ロータリースイッチ 動作表示 :RUN(正常運転中) 緑色LED :ERR(エラー) 黄色LED :ALM(油膜検知) 赤色LED |
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電源 | AC100V ±10% | |
使用温度範囲 | -10〜50℃ 但し水面の凍結なきこと | |
構造 | 密閉構造、屋外設置可 | |
材質/表面処理 | 検知器胴部 :AL アルマイト処理後ウレタン塗装 設置/表示部:AL アルマイト処理後ウレタン塗装 塗装色 :U35-85B(日本塗料工業会) |
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寸法 | 全長L | 535mm |
全幅W | Φ185mm | |
質量 | 約14kg | |
付属ケーブル | 電源ケーブル:1.25sq 3芯 12m付 信号ケーブル:0.5sq 6芯一括シールド 12m付 |
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設置条件 | 取付傾き ±3°以下 直射日光を避けて設置 検知水面の凍結、雨よけ対策要 水面〜検知器間設置距離 max3m |